まず、この記事をご覧頂いた方に問いたい事がございます。
あなたにとって食とはどのようなものでしょうか？
私は食事という行為の核とは尊い命から尊い命のリレーだと考えております。
何かを食するということは自身の命を存続させる為に尊い命からバトンを受け取る事です。
動物であろうと植物であろうと食される者達には命の尊厳があります。
人間以外の生き物も明日を生きる為にこのリレーを行っています。
彼らは命を否定していないでしょう。
人の食卓に並ぶ命。
とある命は他の誰かにとって食すなどあってはならない命でもあり、誰かにとっては愛おしむべき命であるのです。
私はそれを否定しません。それを否定する事は命に対する冒涜であると考えているからです。
私は食事という行為を楽しむ物としても捉えております。
ですが、尊い命のリレーである前提をなくしてはこの楽しむという事は単なる命への冒涜であるとも考えております。
全ての命に感謝の意を込めて。
